げーむ の はなし を しよう

邦洋デジアナプラットフォームジャンル関係なくゲームが大好き過ぎるダメ人間が綴るブログ

始めたての人が意識したい『オーバーウォッチ』ふたつのセオリー

こんばんは、あやさわ(@ayasawa_s)でございます。

皆さん、『オーバーウォッチ(Overwatch)』は楽しんでいらっしゃいますか? 日本でも前評判に違わぬ人気を博していますし、「面白そうだから……」と本作に手を出している方も結構いるかもしれませんね。


ところで唐突ですが、皆さん、『オーバーウォッチ』で勝ててますか?

『オーバーウォッチ』は見た目こそ『Call of Duty』や『Battlefield』に代表されるオーソドックスな対戦型FPSですが、その実、勝利を勝ち取るためにはそれらのタイトルとはまた違った戦い方が要求されます。

そんなわけで、今日のポストでは「なかなか勝てないなぁ……」という始めたてのヒーローたちに、戦うにあたって意識したいふたつのセオリーをご紹介したいと思います。実践してすぐ勝てるようになる、というわけではありませんが、とりあえずこれを意識してプレイしてみれば、多少なりとも勝利に近づけるはずです。

とはいえ難しいことはないのです

“セオリー”なんて書くと、何だかマップごとの攻防における戦術論だとか、キャラクターごとの最適な立ち回りとか、小難しそうな印象がありますが……正直そんなごちゃごちゃした話ではないです。まあ僕自身そんなに上手いわけじゃないので、そんな講釈垂れるほどの知識を持ち合わせてないってのもありますけどねはっはっはっ。

さて、その意識すべきふたつのセオリー。ひとつは「『オーバーウォッチ』はチームバトルである」ということ、もうひとつは「与えられた自分の役割を意識する」ということです。

チームで戦い、チームで勝つ

『オーバーウォッチ』では6人ひとチームにまとまって、一つの目的を達成を達成するために戦います。本作におけるチームとは、一般的なFPSタイトルにおける“単なるプレイヤー同士の寄り合い”以上の意味を持っています。

勝利するためには、チームのメンバーがそれぞれ有機的に協同するということが不可欠です。なので、戦闘中はメンバー同士の連携を意識しながらプレイしてみましょう。

例えば、“全員攻撃・全員防御”は一番わかりやすい連携の動きです。メンバーがそれぞれ散発的に攻撃しても、敵の防御が厚い場合は苦もなく跳ね返されてしまいますし、敵が大勢で集中して押し込んでいる時にバラバラの場所を守っていても仕方がありません。全員まとまっている時にこそ、チームは力を発揮するわけです。

攻撃するにしても防衛するにしても、まずは他のチームメンバーと一緒に行動することを心がけましょう。一部のキャラは場合によって単独行動が要求される場合もありますが、基本的には固まって行動する方が優位に立てることがほとんどです。まずはこれを意識して戦ってみましょう。

役割に即した行動を取ろう

自分の操作キャラクターを選ぶときに気付かれた方もいると思いますが、『オーバーウォッチ』のキャラクターには全てロール(役割)が設定されています。

率先して前線で味方を攻撃から守る“タンク”、全てのダメージの起点となる“オフェンス”、多方面への防衛能力に特化した“ディフェンス”、補助や搦手の攻撃を得手とする“アシスト”の4種類がそれですね。これはつまり、“キャラにはそれぞれ得意なことと苦手なことがある”というのが明確に示されているということです。

アシストのキャラではオフェンスのような圧倒的な攻撃力を実現するのは難しいですし、タンクは他対一で敵を引き付けるのは得意ですが、ディフェンスのようにそれらを掃討・足止めできる能力は持っていないのです。

言うまでもなく、それぞれのキャラはその与えられたロール以上の動きはできません。

例えば、オフェンスは確かに敵をガンガン倒して味方を有利に導くことが仕事なのですが、だからといってやたらと前に出てしまうのは危険過ぎます。

なぜなら、オフェンスは敵を倒すことには長けていても、自衛能力はほとんどありません。また、オフェンスの体力は概ね150~250に設定されていますが、これは敵のオフェンスにとっても狩りやすいだけでなく、ディフェンスから見ても格好の的です。

つまり、オフェンスが考えなしに飛び出していっても、あちらこちらから飛んでくる猛攻に晒され、良くて敗走、最悪瞬殺……といったことになりがちです。

ではどうすればいいのでしょうか?

最前線を張るのはタンクの仕事。よってオフェンスは、有り余る体力と防御能力でタンクが敵を引きつけている間に、奇襲的に攻撃して敵を撃滅する。ないしは、ディフェンスが後方からたっぷりの援護射撃をしてくれている時、それに乗じて攻撃する……。

と、これはオフェンスだけに限りませんが、自分の足りない能力を他のロールに補完してもらいながら行動するのが大切です。(おっと、つまり“チームプレイは重要”だってことですね)。

自分が使う・使いたいキャラクターがどのような特性を持つのか、そしてそのキャラクターに求められる役割とは何なのか。これを見極めることができれば、実際の戦いでも大いに役立つはずです。

考えながら戦えば『オーバーウォッチ』はもっと楽しい

いかがでしたか? 今回説明したのは基本中の基本の話で、「そんなこともう知ってるよ~」という方もいたかもしれません。とはいえ、これらのことは結構な時間プレイしている人間でも、ヒートアップしてくるとなかなか実行できないことでもあります。……まあ僕のことなんですがね。

ただ漫然とプレイするのではなく、いろいろ試行錯誤するのが『オーバーウォッチ』の醍醐味だと思います。今回はその面白さに触れるための入口となるような内容をご紹介してみました。

『オーバーウォッチ』はしばらくぶりに個人的にスマッシュヒットしたタイトルなので、長く続けていきたいところです。皆さんとも戦場で会うこともあるでしょうが、その時はよろしく……どうぞお手柔らかにお願いします……(恐る恐る)